稲川圭子はフィアンセの田村樹(shù)生がノイローゼ気味なので、父の紹介で神経科醫、會(huì )沢を訪(fǎng)ね、相談した。樹(shù)生は幼い頃、田村家に養子にきて、四人兄弟の末っ子となった。その樹(shù)生の三人の兄が理由もなく失蹤したのだ。